カンパニー ド プロバンスの社名ロゴにも採用されている、ブランドの象徴的なアイテム「マルセイユ石けん」。代々受け継がれてきた工程を経て作られる石けんは、フランス最大の港湾都市マルセイユの代名詞として世界中の人々から長く支持されている逸品です。
原料の植物性油脂を大釜でゆっくり溶かし、苛性ソーダを加え石けん素地を作ります。
食塩水(又は精製された海水)を用いて塩析し静置した後、数日間乾燥させます。チップ状の石けん素地をバー状の長細い形に整え、製品サイズにカット、型押しをします。
さらに風通しの良い場所で2~3週間かけて自然乾燥させます。※石けんに刻印されている「72%」とは、石けん素地中の植物性油成分が72%以上であること示しています。
パーム油は植物油の中でも多用途に利用でき比較的安価であることから、これまで世界中で食品や石けん、洗剤などの材料として使用されてきました。その結果、アブラヤシプランテーション開発に拍車がかかり開発地域に深刻な環境・社会問題を引き起こしています。
カンパニー ド プロバンスはパーム油の使用をやめ、オリーブ油とヤシ油(ココナッツオイル)のみを使った処方になりました。
プロバンス地方を代表する農産物であるオリーブ。オリーブ油は人の皮脂に似た組成で、肌なじみよくうるおす植物性油脂として知られています。まろやかな泡立ちでスッキリ洗い上げます。洗った後の肌はつっぱり感なくしっとりとなめらかに。